お彼岸とは

お盆、お彼岸と言えば、お墓参りの時期と、思われる方は多いと思いますが、さて、お彼岸とはなんでしょう?

そういわれてみると??

彼岸とは、仏教では、西に阿弥陀様が作られた西方極楽浄土があり、この時期は、ちょうど昼の時間と夜の時間がちょうど同じになるんすね。

朝は真東から太陽が昇り、夕方真西に日が沈む、太陽が真東から昇って真西へ沈む春分・秋分の日を中日として前後3日計7日間を「彼岸」と呼びます。

太陽が沈むところがまさに真西、太陽を沈むところを拝むと、これはまさに西方浄土、阿弥陀さまを拝むことになるんです。

尊く有難い季節だから、お墓参りに行きなさいということになります。

また、「彼の岸」すなわち「悟り、涅槃の境地」を意味し、その語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」から来ているのです。

煩悩と迷いの世界である「此岸」から悟りの世界「彼岸」へ到達するために、の修行を行ないましょう!と、お彼岸は修行をするための期間でもあるのです。

※六波羅蜜(ろくはらみつ)の修業とは布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの実践をいいます。

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